27.母親のHBc抗体が陽性だったのですが,私はB型肝炎給付金の対象外なのでしょうか?
対象者の可能性があります!
HBc抗体の陽性には,低力価陽性と高力価陽性があります。
例えば,HBc抗体の検査方法の1つであるCLIA法(クリア法)によれば,その数値が,「1未満であれば陰性」,「1以上10未満であれば低力価陽性」,「10以上であれば高力価陽性」となります。
B型肝炎給付金請求においては,お母様のHBc抗体が陽性であっても,低力価陽性であれば,HBc抗体の数値からB型肝炎の母子感染が認定されることはありません。
したがって,お母様のHBc抗体が陽性であっても,低力価陽性であれば,B型肝炎給付金の対象外になりません。